伝統の技術で醸す

 

地元広島の酒造好適米の特徴を最大限に引き出しながら、キレのある味わいに仕上げる「一代弥山」シリーズ。

毎年、原料や気候など造りの条件は異なります。香味のバランスを保ちながらイメージする味わいにピンポイントで仕上げるためには、蔵人の経験と醸造技術が必要です。

その醸造技術に更なる磨きをかけるため、慢心せず醪一本一本に新たな気持ちで向き合い、大杜氏の「毎年が一年生」という言葉を胸に、造りに取り組んでいます。

一代弥山 純米大吟醸 生原酒は、生原酒特有の力強い米本来の旨味を生かしつつも、すっきりと瑞々しい口あたりが特徴です。

広島を代表する「こいおまち」と「八反錦」を使用し、純米大吟醸酒ならではのしっかりとしたお米の旨味と、桃やりんごのようなフルーティーな香りを引き出しました。

そして、アルコール度数を15度にすることで、瑞々しく飲みやすい仕上がりにしました。熟練された麹造りと追水のタイミングを見極めることで、醪が薄まることなく、濃厚な原酒本来の旨味や香りはそのままに、フレッシュな味わいを実現しています。

本年最初の蔵出し新酒、一代弥山 純米大吟醸 生原酒。
蔵人の想いを感じながら、お楽しみください。