地元資源を生かし、守ることは私たちの使命です。
この先も豊かな自然を残していきたい。
そのために、私たちは活動していきます。
生態系を維持しながらハマゴウと島の自然を守る
宮島は多くの法律で守られていますが、SAKURAO GIN HAMAGOUに使用するハマゴウは専門家による指導の下、宮島の自然への影響について十分配慮したものだけを使用しています。 また、広島大学の坪田先生とユネスコスクール宮島学園(宮島小学校・宮島中学校)の連携により教育の活動の中で行われる、ハマゴウが自生する海岸の生物や漂着物の観察と清掃活動。 その活動に私たちサクラオブルワリーアンドディスティラリーの社員も参加させていただいています。 プラスチックなど人工的なものは拾い集め、流れ着いた木など自然のものはできるだけ浜辺に残す。これが、ハマゴウと島の豊かな自然を未来に残していくための清掃方法です。
失われた植生を取り戻す
ユネスコスクール宮島学園や広島森林管理署、広島大学、宮島ロープウエーが中心となって行っている宮島ロープウエー獅子岩駅周辺の植生回復活動。 その活動に私たちサクラオブルワリーアンドディスティラリーも参加させていただき、環境保全や景観保護、防災の観点から本来の自然に回復させるための取り組みを共に行っております。
ジュニパーベリーの森を育む
ジュニパーベリーが日本で採れるということは、あまり知られていませんが、実は広島の特定の地域に群生しているのをご存知ですか? SAKURAO GIN LIMITEDには、 少し甘みのある香りが特徴の広島県産のジュニパーベリーを使用しています。
森は適度な間伐や下刈りなど、きちんとした手入れを行うことで、 しっかりと日光が森に差し込み、木がスクスクと育つ環境が整います。 丁寧に手入れがされている山は、山肌に根がしっかりと張り、水はけもよく地すべりや土砂災害の危険性も少なくなります。
地元の森林組合の方にご協力いただきながら、この貴重なジュニパーの森を守り、育み、これからの未来へ繋げていく活動を行っております。
広島ならではの麦を育てる
広島県中央部に位置する世羅。中国山地の豊かな大地では米、果物、花をはじめとする様々な農作物がつくられています。
サクラオブルワリーアンドディスティラリーでは、農業生産活動が盛んな世羅の方々と共に、ウイスキー用の麦芽をつくる 取り組みをしています。世羅に適した麦はどのような品種なのか、さまざまな試験栽培をおこない、2023年には、世羅産の大麦麦芽を使用した ウイスキーの製造を開始することができました。
そして2024年3月、今後も地元原料を使用したウイスキーを製造していく上でさらなる相互連携を深めるため、 「大麦等世羅地域振興に関する協定」を締結いたしました。これからも、皆様により良い商品をお届けするために挑戦を続けてまいります。